まだお兄ちゃん

2/10
前へ
/92ページ
次へ
「ミカコッ…ミカコッ!」 誰かが私を呼んでる。 私は朝が嫌いだ 朝なんかこなきゃいいって思ってしまう。 せっかく幸せな夢を見ていても 現実に戻されてしまう。 1日で1番残念な時間…。 「いい加減起きろよッ!」 しつこい呼びかけに ウンザリした私がやっと目を開けると 眉をひそめ顔を真っ赤にした兄が立っていた。 まるで鬼だ…。
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加