Chocolate Honey.

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「せーんぱい。俺が嫉妬深いこと知って言ってます?」 「知ってる。だけどな、もう心のなかに溜め込むな。ストレスでハゲるか太るぞ」 「ハハ、それはマズイですね。貴方の横にいられなくなる」 別にハゲても太っても……別れるつもりはないけど、な。 心の中で一言追加したら、チュッと頬にキスをされた。 「これからは我慢しません。覚悟してて下さいね?」 「任せろ。俺も……おまえの暗い顔やツライ顔は見たくないんだ」 そう言って、萩原の背中に手を回した。 嬉しそうな顔で萩原は俺に顔を寄せて、口付けをした。 何度も角度を変えて、舌を絡ませて。 キスだけでイッちゃいそうになるくらい気持ち良かった。 「すき……だいすきだ、萩原」 とろけてしまうくらいの甘いキスを終えた後、自然に口から言葉が溢れていた。 それを聞いた萩原はニコッと満開な笑顔をみせた。 「俺もだいすきですよ。圭太さん」 不意に名前で呼ばれ、ドキッとしたが……俺もニカッと笑った。 「俺の方がすきだって言ってるだろ、ばか……修司」 最後の方は恥ずかしくて小さな声になってしまった。 だが、アイツにはばっちり聞こえていたらしい。 「も、もう一度言ってくださいっ!!」 その様はまるで犬で。 ハッ、ハッと息をしながら尻尾を振っているように見えた。 .
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