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そんなことを思っていると
「産まれたか?」
そういって奥からなんだか強そうな男性が入ってきた
きっとこれが俺のお父さん…
お母さんもそうだけど、お父さんは身なりがよく、なんか紋章?みたいなのをつけている
そういえばなんか家も豪華だし、
ここ貴族の家かな?
「この子の名前は蓮弥に決めたの!」
「蓮弥?変な名前だな」
「でも、なんかいいじゃないっ!」
「まぁ…いいだろう
じゃあ早速魔力を計ってみることにしよう」
俺が考えてる間にも話は進んでいて、魔力を計るらしく、お父さんが水晶を俺に近付けてきた
「1万越えてるといいな」
その瞬間、俺に近付けていた水晶にひびが入り…
パリッ…パリパリーン!!!
割れた
「…っな!」
「す…すごいわ」
俺もびっくり…
「アナタ、もう子供に魔力の量を越されてしまいましたね」
「まったくだ」
お父さんとお母さんの笑い声が聞こえる
多分俺、今誰よりも一番幸せだなぁ
そう思った
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