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そう俺はいつもどおり
女に囲まれて帰る友達のイケメン野郎…蓮弥(レンヤ)と帰っていた
…俺だってこんなヤツと帰りたかねぇよ!!
ただコイツ(蓮弥)がついてくるだけ、
そのくせ断れないとかいって女を引き連れてくる…
「蓮弥くん…あのね」
「どうした?」
「蓮弥くん!こっちこっち」
「ちょ、ちょっと待てよ!」
だから俺の周りには沢山人が居る
のに、いつも俺は独り…という奇妙な現象が起きていた
今日もそう、俺の隣は沢山の人に囲まれながらぼーっと歩いていた
「真っ!?」
「…え?」
でも、今日はぼーっとしすぎたのかもしれない
俺が気づいたとき俺の目に移ったのは、トラックが迫ってきている姿だった
それに恐怖からか…?
まだ距離があるはずなのに
体が全く動かない
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