日常ブレイカー! 神原琴那現る!!

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俺は石田カイ。俺は普通の高校生だ。これといった特徴もなく得意分野もあるわけではないが、他の人とはちょっと違った部分がある。これは後々教えよう。さて… 俺はいつも通り普通な日常をおくっていた。 今日は7月20日…修了式の放課後… いつも通りな日常は夏休みを迎えようとしていた―――― 「夏休み…なにする?」 俺の何気ない一言。目の前に居た友人、川崎と小野原は目を合わせ何かを言いあっている。 「海行かねー?」と川崎。 すると小野原は首を横に振りながら。 「いいや。普通プールだろ」 しかし川崎は小野原の意見は呑めんと謂わんばかりに自分の意見を言う。 「海がいい~な~。水着美女が見たいし~」 少しムカつくような言い方で海を主張してきた。 「プールでも見れるだろ」 目を細め若干睨みながら小野原は川崎に向かって言った。しかし… 「プールは幼女しか居ないだろ…美女が一番だって」 こちらも若干キレ気味状態で言った。それでも小野原は海がいただけないようで 「はっ…美女には可愛さのかけらすらないだろ。一番は幼女だ」 変態発言を大声で主張。その顔はどこか誇らしげだ 「幼女は可愛いだけで美しくない。美貌が無い。輝きが無い。やっぱり美女が一番だ!」 だが川崎はその小野原の誇らしげな顔を崩すかのように美女のことを語った。第三者の俺からしたらただのバカだ。あと海とプールは何処に消え去った。 「ふん。美女なんてどうでもいいだろ。一番は幼女だ。この世界の人達の約半分は幼女が好きだ! 大好きだ! それは美女にはない癒やしを求められるからだ。見ているだけで心が和らぐ。清らかになる。だから美女より幼女が一番だ!!」 川崎に負けまいと小野原も幼女を語る。ああ…ここにも究極の…‥いや、至高のバカが居たか。
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