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そんな言い争いをしている二人をほったらかしにし悟られぬように教室を去る
廊下に出ても二人の言い争いが聞こえた。だが聞き流した。
俺が通っているのは“大州子高等学校”といって近所では有名な公立高校らしい。だから徹夜で勉強したのを思い出せる。
話しは戻るが…
明日から約一カ月の長期休暇。正直やることがない。
だからあの二人と残って休みの計画を立てていたが、まさか幼女と美女でケンカするとは…
俺は上履きを脱ぎ外靴に履き替え学校内から出る。そして校門へと歩く
そして―――
｢｢カイが居なーーーーーーーーーい！｣｣
俺が校門を通ったと同時に二人が教室で叫んだのが聞こえた
それでも止まることなく商店街に寄り道しようと考え歩いた
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