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「ふわおばさーん、お話聞かせてー。」 と、大きな声をあげながら、まだ6才かそこらの少年が入ってきた。 「ああ坊や、久しぶりだね。今日は一人かい?」 「うん!」 『ふわおばさん』と呼ばれているこの老婆は、近所の子供たちには有名で なぜ『ふわおばさん』なのかといえば、『不思議な話をするおばさん』略してふわおばさんである。
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