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「あっ、もしかして零君!」
「久しぶりだね~、元気そうで良かったよ。
こうして、零は旧友との再開をはたしたって(俺、さっきからこの空気に入れてないよ!?)と思った時いきなり零が、真美さんに俺の紹介をし始めた。
「ふ~ん想吉君か~、面白い名前だね☆」
「想で良いよ。皆そう呼んでるから、」
「わかった。想君ね☆」
紹介が終わると、清川さんが、
「じゃあ、全員そろったみたいだし、話を続けるね。」
「この写真部は、ただ写真を撮るだけじゃなくて、毎週出されるお題の写真を撮ってどれだけ、人の心を掴む事が出来るのかを試すために活動してるの。」
「意外に、やることの内容が胸に響くな…」
と言ったが本当に考えてたより内容がはっきりとしていて、きっとこの部活がたった二人で潰れない理由が解った気がする。ふと気付くと、部室の隅に表彰やらオブジェが飾ってある。
「その表彰やオブジェは、先輩達のですか?」
「いえ、私達のよ。」
「えっ!?」
思わず声が出た。………
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