プロローグ

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ふと目が覚めて、 気が付けば、もう朝である。 いつもの様に、起きて、顔を洗い、 飯を食べる。 「平和だな~」などと当たり前な事を言ってみたり、 「しっかし、今日も退屈だな~」などと馬鹿げた事をぬかしてみる。 「何言ってんの馬鹿ね」などと、母にはため息をつかれ、 「早く食べないと遅刻だぞ」などと、父にはさとされる。 こんな勝手な俺、潟御弥高校一年生 浅真 想吉 (あざま そうきち)16歳 いつもと変わらぬ朝である。 そして、7時30分に成ると(ピンポーン)…
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