プロローグ

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(ガチャ) 「おっはよ~!まだ寝てるかと思ったよ。」 「おはよう。今日もテンション高い奴だな。」こいつは、小学生の時から幼なじみの、(藤宮 零)俺と同じ、潟御弥高校の一年生だ。 「いや、想のテンション低いだけだろ。」 「そんな事無いよ。」とは言った物の朝にそんなに、元気が出るはずも無い。 「あっそうだっ!先週想から借りた本あれ、凄く面白かったよ。」 「そうだろ~」と少し嬉しくなって調子に乗り、 「あの、主人公マジで最後どうなるかと思ったよ。」 とまあ会話が弾む、しかし、つかの間学校に向かう事を忘れていた俺達は、慌てて走り出した。なにせ、遅刻したら学校の鬼門番(荒川)に捕まるからだ。 急いで、走り学校が見えてきたその時……
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