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『あなたは学校に行ってはならない……』
「だれだ!」
俺はいつものように朝起きてきがえをすまし学校に行くはずだった。
しかし
しかしだ。
声がする。
俺は一人暮らし。親のもとから離れ自立した生活を営んでいたはずだ。
ならこの声はなんだ?
あまり抑揚の感じない声がどこからか響いていた。
『あなたは学校に行ってはならない……』
本日二度目の忠告。いや、警告か?
「でてきやがれ!」
泥棒や不法侵入者と決め付けてとにかく怒鳴る。
すると、怒鳴ったのが効いたのだろうか、天井がぱかっと開いたではないか。
俺は注意深く身構える。
手には近くにあったパソコンのキーボード。
なにも無いよりかマシだった。
『今ね…』
「あなたの後ろにいるのォォオ!」
「うわぁぁぁっ!?」
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