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~謎の穴~
竜也「………」
慎二「………」
悟が追い付いたとき、先行していた二人は沈黙していた
悟「……喋れよ」
慎二「いや、非科学的な事があるのかって焦ってしまったから………」
竜也「同じく………」
悟「はぁ………」
しばらく沈黙が続いた
悟「おっ、あれ出口っぽくない?」
竜也「よっしゃ、一番乗り!」
悟「待て!ここは三人同時に出よう……」
慎二「なんで?」
悟「考えてもみろ…只でさえ非科学的な現象に巻き込まれているんだ……もし、出口の先に待っている世界と、この穴の時間軸がずれていたら……先に出たやつは何日……下手したら何年間か一人で過ごすことになるかもしれないんだぞ……不確定要素が多すぎる事象には確実な選択をしなくてはならない………」
慎二「かしこまりました首席様!」
竜也「同じく!」
悟「その呼び方止めろって言ったのに………」
そう、悟達が通う学校は超が付くくらいのエリート学校で、1学年50人しかいないのだが……一応そのなかで常にトップを取り続けるのが倉木悟である!
竜也と慎二は最下位争い勃発中(笑)
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