【エキシビション】 ―お馬鹿三人衆―

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刻一刻と海面に近づいていく チャポン 悟「いや、そこはドボ-ンだろ」 無事入水してから浮上してきた悟……ナイスツッコミだ なんて恐ろしいやつだ こんな緊急事態に冷静且つ的確な状況判断をするとわ……ゴクリ などと何処かの誰かさんが考えていると 慎二「ぷっは~~」 「ぷっは~~」 悟「あぁ……無事だったか 遅いから心配し……ん………お前誰?」 本来竜也が居るであろう場所に現れたのは 頭に謎の海草を乗せて タンクトップを着こなし 尚且 競パンを履いているという 海女さんもビックリな見た目人間の男の子がそこにいた 「えっ?」 慎二「えっ? じゃねぇよ!竜也は何処だ」 悟「まぁ良い、名前を聞かせてくれ」 「あっ、はい!僕はナハト=オルゲイルといいます」 慎二「テラファンタジーっぽい名前キタァーーーーー」 ナハト「ポカ~~~~ン」 悟「あぁ、これは放っといてくれ……俺達は三人で此処に来たばかりだから土地勘が無いんだ…見たところ君は"この世界の住人"みたいだから 出来れば道案内を頼みたい」 うわぁ~お、なにこの初対面の人に対する完璧な対応……ホントに高校生? ナハト「良いですよ!」 そういって頭に乗っている謎の海草をむしりとり、海岸の方に泳ぎだした 悟「…………………」
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