【エキシビション】 ―お馬鹿三人衆―

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陸に上がって、北に歩くこと30分 目の前には 慎二「なっ……なんじゃこりゃ!?」 三人がいる場所は崖の上で ナハトが住んでいるであろう都市を一望できるのだ 悟「…………」 都市の言い表せない程の壮麗さに言葉が出ない悟 慎二「夕日が差したらもっと綺麗なんだろなぁ~」 ナハト「そうなんだよ……オットット」 悟「……………?」 ナハトの言動に違和感を感じる悟 ナハト「じゃ、そろそろ降りましょうか……我が家に案内します!たぶんお腹も空いているでしょうし食事も準備しますよ」 コロッと笑うナハト 慎二「やっほ~い!メシメシ~~!」 メシと聞いてテンションが上がる慎二 悟「……………」 相変わらず何かを考えている悟 一同は再び歩み始め小一時間が経過した頃 眼前には 悟・慎二「「………………!!!!」」 二人は、元の世界で見たことが無いくらいの豪邸が でえぇ~ん と構えており、その見事な彫刻や設計・規模に度肝を抜かれた 慎二「あっ、アハハハハ まさかね…何かの間違いでしょ」 だがしかし、無情にも ジー---- 「もしもし」 ナハト「あっ、セラスさん?僕ですナハト=オルゲイルです」 セラス「まぁ坊っちゃん、お帰りなさいませ…門をお開けいたします」 とか聞こえちゃったりする 悟「諦めろ……事実だ(まぁ、アイツだしな………)」 一同は開かれた門を潜り、屋敷へと足を踏み込んだ
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