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竜也「この世界には伝承がある」
―伝承―
この世界の存在が不思議な力を持つものによって脅かされた時
異世界より遣わされし二人の者によって平和へと導かれていく
竜也「っていう内容なんだ」
慎二「なんだそれ……んじゃぁ、今この世界が危険な状態だってことか?」
ちんぷんかんぷんだ!と言わんばかりに眉間に皺を寄せる慎二
竜也「うん………不思議な力を持つもの……魔王が徐々に世界を滅ぼしているんだ」
悟「………成る程な…その為の"あの設定"だったわけか」
竜也「あはは~」
ばれちった?というかのように少しおどけてみせた竜也
悟「じゃぁ、行こうか」
竜也「えぇぇぇ!!!!!!!?唐突すぎない????」
慎二「そそそそうだよ、魔王って何したら倒れるんだ?」
悟「ふっ、いつも通りで良いさ」
意味ありげに笑う悟に
慎二「あぁ~、成る程ね」と納得顔をする
何に納得って?
いつものあれが、この事に繋がってるって話さ
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