最悪な日

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「おーい、和也いつものやるぞ」 「おっけー」 俺の名前は井上和也。普通の高校2年生だ。 昼休みは友達とトランプゲームをするのが俺の日課になっている。 「よし!!じゃあ今日は何するか」 この元気がいいのは佐藤祐樹。俺の幼馴染でもある。 「じゃあ・・ダウトやろうぜ!!」 こいつは鈴木健太。少々問題児、そして俺はちょっぴり苦手・・。 「それは昨日やっただろ?」 そしてとても冷静な加藤誠也。とても優秀な奴だ。 「和也は何したい?」 「そうだな~、ババぬきとか!!」 「え~、それシンプルすぎてつまんなくね?」 反対してきたのは健太だった。 うるさい奴だ。 「まぁ、たまにはいいじゃん!!やろうぜ」 祐樹が手をパンっとならし決定した。 だが・・この先このゲームが命がけのゲームになるのは、このメンバーの誰一人知る由もなかった。
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