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「斬りますよ、そのために俺は新選組に入ったんだ!」
ー目的が果たせないなら、入る意味なんてない。
「じゃあ、まずは吉村さんに剣術を習いなさい。真剣に習っていたら、彼もーッ、」
「総司!お前また起き上がってたのか、馬鹿野郎、大人しく寝てろ」
飛び出してきたのは、土方さんで、咳込む沖田さんを抱え込むと俺のことを睨みつけ
「白湯、持ってこい、今すぐにだ」
小姓なら、さっさとしろと言われてるようで俺は炊事場へと走った。
「む、どうした。」
斎藤さんがちょうど炊事当番なのか準備をしていた。訳を話すと、すぐに用意してくれ、すぐにもと来た場所に戻ろうとすると斎藤さんに腕を掴まれた。
「総司に無理はするなと言っておいてくれ」
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