第一章

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今日もいつもどうりの一日。 帰り道の喫茶店で巧矢と語る。 『考えすぎだったかなぁ』 『何独り言言ってんだ気持ちわりぃ』 『あぁ、ゴメンゴメン。もうこんな時間かぁ…帰るか』 甲高い女の人の叫び声。 『きゃぁぁぁ!火が火が広がっていく!』 瞬く間に火の海とかす。 『夢と同じだ…』 人々が我さきにと逃げ出す。 『おい優!逃げるぞ!おい!聞いてんのか!』 我に帰った優は急いで逃げようとする。 『てめぇは逃がさねぇよ!』 優と巧矢を引き離すかのように炎が広がる。
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