第一章

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手の中のカードが異様な輝きを放つ。 『音速の炎(ソニックフレイム)!』 中山の足が紅蓮の炎に包まれる。 『死ねぇぇぇ!』 優は咄嗟に拳銃を中山に向ける。 『くっ来るなぁ!』 拳銃から弾が放たれる。 中山は間一髪で弾を避けた。 『あぶねぇあぶねぇ!やれば出来んじゃ…!』 後ろを振り向くと燃え盛っていたはずの炎が無くなっていた。 『どうゆうことだ!一度確認だ!』 『うわぁぁぁ!』 優が拳銃を撃ちまくる。無数の弾が中山を襲う。 『なめるなよ!』 中山の足の炎が強まると同時に物凄いスピードで弾を避けた。 『へっこのていどかよ…』 中山は左腕の異変に気付く。
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