明日への自分～一人ぼっちの空の日に～

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私は、最近行っている場所がある。悲しいとき、寂しいとき、楽しいときだって行く場所。そこは、町が見下ろせる広い、広い草原。
仰向けに寝ると青く澄んだ空が広がっている。この空を見ているとなんだか気持ちが楽になって、イヤな気持ちも忘れられる気がする。

私の名前の由来もここからきている。

お父さんとお母さんが初めて出会った場所がこの草原で、お母さんが初めてお父さんに赤ちゃんができたと言った場所もここ。

綺麗な空の下で生まれたから

“空”

と名付けられた。この草原は私にとって、いや、家族にとって大切なそして思い出の場所でもある。１人でもここにいればなんだか楽しくて、自然に笑顔や涙がこぼれてきた。