-始まりの物語-

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むっもうこんな時間か… そろそろ我等が主君の為におやつを作らなくては… えぇっと今日のおやつは ブリオッシュにしようかな? それともK「アレーン今日のおやつは何ぃ~?」 あぁ我等が主のリリアンヌの 御出座しのようだ… 「ちょっとー聞いてる~?」 「…わぁ!ス…スミマセン!」 我に返った僕は目の前で少し頬を膨らませる膨れっ面のまま僕の顔の前で手を振っているリリアンヌが目に映った 「ったく、私の召使ならちゃんとしてよね」 「ハイ…スミマセン…」 僕が落ち込んでいるのにも関わらずリリアンヌは身を乗り出し、瞳を輝かせてんでっ今日のおやつは何っ?と聞いてきた 「ハァ…ったく我が主は…」 「何か言った?」 「いっいいえ何にも…」
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