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「ひとつ言っておこう。お主は戦いから背を向けることは出来ん。戦いがお主に向かってくるのだからな。」
どういう事だ……?
「そのままの意味だ。ほれ。言ってるそばから来たぞ。」
こちらに向かって騎士達が歩いてきてるのが見えた。
「おい、お前が人間に化けてたという魔族だな?」
「いえ、俺は普通の人間で……」
「お前が勇者の遺留品を持ち去ったのは知っているんだ。それに、魔物達をけしかけたのもお前だろ?よって、殺す。」
「ライトニングフレア!!」
こちらに向かって雷を纏った炎が放たれた。
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