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???「ギョギョ!みっつけたぁ!」
歩「───!?」
俺は屋上の貯水タンク場から、不気味な声が聞こえて反応した。
歩「誰だ……!?」
???「ギョギョギョギョ!そんな怖がんなくてもいいのよん!」
歩「……誰だって聞いてんだよさかなクンもどき。」
???「ギョギョ!失礼な事言うなキミは!」
歩「……だりぃ。」
俺はこのエセさかなクンにうんざりしながらも、怪しげな雰囲気を感じ取っていた。
歩「……で、部外者。」
虚「だからっ!アッシには『双海虚-フタミ・ウツロ-』って名前があるんだギョ!」
歩「じゃあ名乗れよ。」
虚「じゃあ早速だけど天海歩クン!頼みたい事があるんだギョ!」
歩「……なんで俺の名前を知ってやがる……。」
俺は虚の不信な言動に、一歩後ずさる。
虚「キミには早速……消えて貰おうと思うんだギョ。」
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