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歩「は………!?」
虚「……お命頂戴だギョ!」
ヒュン!
虚は懐からナイフを取り出し、いきなり俺に向けて投げつけた。
歩「うおっ!?」
俺は咄嗟にそれを避ける。
飛んだナイフはそのまま床に突き刺さった。
虚「ナカナカの反射神経……。流石は『天海真駆アマミ・シンク』の弟という訳だギョ……。」
歩「あ、兄貴を知ってるのか……!?」
虚「知ってるも何もアッシ達の業界でも有名人だからギョね……。」
歩「答えになってねぇ!」
虚「消えるヤツに答える義理無いんだギョ!」
ザクッ!
歩「がはっ……!?」
俺の右足に向かってナイフが投げられ、それが突き刺さる。
それにより俺は態勢を崩し、跪く。
虚「死ねぇぇぇぇぇ!!」
虚はナイフを持ち、俺に向かってナイフを突き刺そうと駆けてくる。
歩(嘘だろ………!?)
俺の人生────
こんな意味わかんない終わり方すんのかよ───!?
「何勝ってに終わろうとしてんのよ。」
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