第1幕─六連星学園の闇─

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~バトルフィールド~ 歩「な……なんだこりゃあ!?」 俺が立っていたのは、テーブルの置かれた巨大な登り台。 そして眼前には荒野が繰り広げられ、その反対側には奴──虚がいた。 そして俺は、赤い鎧のようなものを着ていた。 5箇所に水色の水晶が埋め込まれ、龍のようなフォルムをしていた。 そして遠くから見える虚も、鮫の形をした鎧を着ていた。 歩「ど、どうなってんだよ、これ!?」 不死鳥姫「アンタはバトルフィールドに来たのよ!」 すると、俺の右上の宙に浮いている球体から、声が聞こえた。 紫色の長い髪をした美少女……不死鳥姫が。 ……何故か元気になって。 そして彼女の隣には、先程の猟犬が寄り添うように座っていた。 歩「か、観客席……!?」 不死鳥姫「まぁそんなところ。それより、バトルが始まるわよ!早く手札を引きなさい!」 歩「え?あ、あぁ!」 俺は彼女に言われるがまま、テーブルに置いてあるデッキから4枚のカードを引いた。 そして、テーブルの左隅に、水色の水晶が現れた。 それはライフに5つ、リザーブに4つずつ散らばった。 そう、『バトルスピリッツ』を行うのに使われる、『コア』だ。 歩「コアが勝手に出てきた……!?どうなってんだよここ!?」 不死鳥姫「気をつけなさい!奴の先攻よ!」
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