13人が本棚に入れています
本棚に追加
ゆりなは何度も反抗を試みたが、本人に全て阻止された
逃げようと家出したら、3時間後にはすでに隆史に首の後ろを捕らえられていた
ゆりなは最後のあがきとして、家から離れた女子高を受験した
親も知り合いも、味方が誰もいない生活に抵抗はあったが、隆史に振り回されることに、限界を感じていた
合格した時、隆史から解放されることを、泣くほど喜んだ
そして、中学の卒業式の日…
「俺、アメリカ行くから!!」
ゆりなに、ショックと新しい生活の不安が重くのしかかった
.
最初のコメントを投稿しよう!