ルーンファクトリーオーシャンズ

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階段をのぼればソニアの後ろ姿が見える。 最後の部屋はさっきと同じような円形だが、真ん中には小さな祭壇を模したものがあり、モンスターの気配は無い。 俺はソニアに言った。 「じゃあ、頼むぞ。」 ソニアは答えた。 「うん。わかった……」 すうっと息を吸い込む音が聞こえた。 ソニアは祈るように手を組み、歌い始めた。 いつも聞いているのとは全く違う声で奏でる旋律は、何度か聴いたことがある。それでも言語が違うせいか、耳に新鮮だ。 ソニアの歌に反応して いくつもの小さな光が 祭壇の中央に集まり始める。 その光景はとても神秘的で美しかった。
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