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「いつまでも居候するわけにはいかないからな。引っ越した。家には誰もいない。
それに、メルトは俺とナディ以外には心を開いていないからな。預けることも出来ない。」
本当は家にミカエルいるけどね。
「数日はメルトを連れて来るだろうが気にs「「「可愛ぃぃいいいいい!!!!」」」うおっ!?何事!?」
教室中がうるさい。
メルトが怯えて俺の足に抱きつくと歓声が大きくなった。
こいつらが固まってた理由はメルトか。小動物を可愛いと思うことと大差はないんだろうな。
男子数人の目つきがヤバいんだけど。フィットと同じ目つきなんだけど。
「あ!やっぱりワタル、先に来てる!」
後ろから大声が聞こえて振り返ると案の定ナディ。あ、サリーもいる。
「なんで合流場所とか決めてないのよ。」
呆れるサリー。ナディはメルトの頬を抓まんでいる。痛くはないようなので放っておく。
「あんたがいなかったから大変だったんだから。」
まだ授業が始まってないのに疲れてるサリー。
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