とある養女の学生生活

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「はい、お前。」 「俺は勇者に「なれない。」そこをなんとか「できない。」(・ω・`)」 レオ君は諦めが悪いみたい。 「お、転校生。」 私はメルトって言おうと思ったけどやめた。 「…魔王を倒した後…勇者は…どうなったの?」 「あ?どうだったっけな。」 覚えてないの?一般的なことじゃないのかな? 「ああ、そうだ。」 思い出したみたい。 「王国に住んだ。と言うよりも勇者が住むことで王国が生まれたらしい。 勇者と共に戦ったやつらが王国の七大貴族になったそうだ。光の貴族の娘が勇者に嫁いで、初代国王には勇者が就いたらしい。 光の貴族は光の貴族として存在するぞ。」 これは知らなかった。里では教えてもらわなかったし、お父さんも歴史についてはあんまり教えてくれなかった。算数はいっぱい教えてもらったけど。 「テストには出ないから覚えなくていいぞー。」 先生が適当に終わらせる。 「他に質問は……無いな。じゃ、後の時間は自習。俺は寝るからな、起こすなよ。」 椅子に座って寝始めた先生。いいのかな?
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