プロローグ

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「糞リア充め。」ボソッ 「え?何?」 「なんでもない。帰るなら早く帰ろうぜ。」 「うわ、待って!!」 そう言って歩き出すと、後ろから俺を止める声がした。 無視した。 ――――――― 所変わって今は帰り道。普段は人通りが殆どない。今だって遥か向こうからトラックが走ってくるだけだ。 「なぜお前にはコロッケの素晴らしさがわからない!」 「揚げ物は天ぷらだって!あの風味の右に出る揚げ物はない!僕は…ん?」 揚げ物論議中、天ぷら派wが何かを見つけたようだ。 「ねぇ渡。これ何だと思う?」
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