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「時間を取らせてしまったな。仕事に戻ってくれて構わない。」
「…あ、はい。」
メイドさんの頭から煙がwww随分簡単にショートしたなwww
「こっちだ。着いて来てくれ。」
ロロに促されるまま外へ。
城内の皆さん、あんまりジロジロ見ないで。確かに変な格好しているけれども。
そんなわけで、防護壁の上だ。壁の外を見降ろす形になっている。
「…うわぁ。」
「そんな声を出さないでくれ。僕も出したくなる。」
眼下には人、人、人。まるでゴm…あぶねぇ。
あ、あの台詞を言ってしまったら国民全員を敵に回すことになるから言わないからね。
「とんでもない数が集まったな。」
「本当にね。一晩でこれだよ。しかも、まだ増えている。」
「…それに見合う大きさの住まいを作ればいいのか。」
「え!?住まい!?」
あれ?そんな話じゃなかったの?
「なんとかしろって言ったじゃないか。」
「確かに言ったけど…。なんとかなるの?」
「当然。だから、あの避難民たちをどかしてくれ。」
「…え?ここに作るの?」
いや、駄目なのか?
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