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「よし、捕まえた。」
「へへっ。やっぱ上玉じゃねぇか。」
私を後ろから捕まえたのは二人の若い男の二人組。口は押さえつけられていて喋れない。何?何するの?
「なぁ、こいつこれから何されるかわかってねぇぞ。」
「マジ?こんなに上玉なのに経験無いのかよ。」
「いやぁ、神父殴ってトイレに放り込んどいてよかったぜ。」
この人達、怖い。なんでこんなことしているの?なんでこんなにヘラヘラしていられるの?明日には戦争が始まるのに。
「わからないなら親切な俺がおしえてやるよ。」
「そりゃいいや!確かに親切だな!」
一人が凄く厭らしい顔を近づけてくる。
「お前は今から俺達を楽しませるんだよ。大丈夫だ。痛ぇのは最初だけだよ。」
…!?いやだ!!
「ンー!!ンー!!」
「お、気付きやがった。ま、今さら遅いけどな。」
「そうそう。こんな良い女逃がすわけにはいかねぇ。」
嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌!!!!
「おい、さっさと済ませようぜ。」
「そうだな。」
そう言って口を押さえている男がナイフを取り出した。
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