一刻戦争

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「じゃあの。」 「え!?ちょっと、待ってよ!!どわっ!?」 慌てる康介を投げ飛ばす。右手には魔剣。いつから持っていたのか、左手には大きな宝石のレプリカ。 「やるっきゃねぇ。カオス・コ○トロール!!」 地上で黄色く発光したと思ったら、上空が同じ色に光る。その間も剣の罅が光る。戦場に康介とナビの叫びが木霊する。 (あー、参ったな。結局こうなるのか。…ナディに謝れないかもな。) 罅から漏れる光が強くなる。 「リア充は爆発、か。よく言ったもんだ。」 光がさらに強くなる。 (あ、万華○写輪眼使えばよかった。) 彼がそう思った瞬間、王国の空が轟音と共に白く染まった。
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