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「いいか!…ック!むこうに行って…アブね、いろいろなことがある…っと、お前は…うおっ、人の意見に流され…っ!やすいから…フッ!自分の意志を持て!ってか早く諦めろ!!」
「やだ!!そんなに心配ならついて来てよ!!」
攻防を繰り返す最中、主人公に注意事項を述べる脇役。
そして魔法陣がより一層光を増す。
「ヤバ!それ!」
「うわっ!?」ガツッ
腕を避けると同時にガードレールに足が引っかかる。
「あ、詰んだ。」
軽い男である。
渡の目の前にはトラック。
「っ!?渡!!」
手を伸ばした瞬間、康介の視界から渡が消え、代わりに身体に大量の赤い液体。
そして呆然とする中、光に呑まれて消えた。
渡は薄れいく意識の中で
(あのトラックはフラグだったのか…。あ、ジャ○プ読んでない。)
と考えたところで意識を手放した。
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