アパラチアに泊まろう

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-side 渡- 「私、特殊属性見たかった―――!!」 と頬を膨らますのはナディ。 「はいはい、今度な。それより…」 そう、ナディに特殊属性を見せるよりも、手の平に火の玉を作るサリーの機嫌を取ることよりも重要なことがある。 「…俺、宿なしだ。」 「は?お金、少しもないの?今までどうやって旅してたのよ?」 訝しげな顔のサリー。 「野宿したり、優しそうな人の家に泊めてさせてもらったり。」 はい、適当に答えましたw 「食べ物は?」 「狩り。」 ナディの疑問も二文字で解決。 「もう、薄暗くなってきたし。おっさんカードくれないし。サリーは火の玉消さないし。」 「じゃあ、うち来なよ!」 …え? 「いいのk「何言ってるの、ナディ!!こんな得体の知れない奴をうちにいれるなんて!!」自己紹介ならしt「そういう問題じゃない!」うぃwww黙りますwww」 「だって、助けてもらったし、困ってるし、何もお礼してないんだよ?」 押し黙るサリー。たしかにお礼されてないからなwwwざまぁwww 「それに、うち一応中流貴族だから部屋ならあるし。」 「…パパに何されても知らないから。」 あ、バトルフラグ
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