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私は気づけば純と会った本屋に行き、ひとしきり涙を流し、
そのあといつものファーストフード店に行き、コーヒーを飲んだ。
通夜まで、まだ時間もあったし、一人で考えに考えた。
そして必死に理解しようとした。
死というものを。
いっぱい考えて、いっぱい悩んでも解決されることもなく、理解できるわけでもなく
ただただ泣いた。
純はまだ生きたかったはずだ。
死にたいと願った時期もあっただろうが、今を精一杯生きていた。
私はこれから先、どうすればいいのだろう。
純を失って、私はまた笑えるだろうか・・・・
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