第一章~まずは登場人物紹介~[和海目線]

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出石和海。 身長151cm、体重は67kgの膨れたドラム缶の様な体型。 只、彼の長所は座高が高い、足が短い典型的な日本人体型だ。 クラスでは、一番身長が低く、女子の中で低いのも、153cmはある。 4クラスある3年生の中では、まだ一番小さい訳ではない。 …男子の中では二番目である。 彼の通う公立中学校の中で、彼の学力はずば抜けている。 勿論、ワーストランキング、トップ5の一人だ。 つまり、ずば抜けて悪いのだ。 彼の所属する部活、一年生の始めの頃は、彼の中学校の中で強豪の、テニスボール部に所属していた。 入部理由は、スポーツをする事で、力や体力が付き、小学生の頃からイジメてくる、岳田勝冶(タケダ カツヤ)を見返そうと考えたからである。 それだけでは無く、テニス部に所属すると、必ずモテると思い、参加した。だが、テニス部は大変厳しく、入部では無く所属だったのだ。 まずテニス部に所属すると、早速先輩と一対一で勝負し、30回中10回以上得点を得る事で、漸く部員になれるのだ。 48人の参加者の中で、まずは5人合格した。 その他は、主に雑用に使われる。
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