二人のバースディ

貴方と繋がりたい

次の日の私のブログは、舞い上がっていた…
｢貴方と繋がりた…
貴方と会える…
貴方の欠片を集めて…
想像して喜んでいた…
貴方と会える…
貴方に気がついてもらえて…
貴方と繋がれた…
それだけで…幸せだったけど…
貴方に会う約束しちゃった…
私は、もう死んでも良い♪｣
凄く嬉しく
ハシャイでブログを書いてしまった…
｢嬉しそうですね
良かったですね…シンジ｣
コメントがきた♪
｢凄く嬉しそうなブログ発見♪
あまり期待しないでくださいね…
ガッカリされるの悲しいですから…
それと、死んでも良いかな…
は困りますよ…｣
そうだった、シンジさんも見てるんだよね…
恥ずかしい…
｢嬉しくて、ハシャイでしまいました…
ところで…どこで会いますか？
シンジさん…どちらに住んでいらっしゃるのですか？｣
そう、聞くの忘れてた…
｢近くだと思いますよ…
ブログの写真見ると知ってるところばかりでしたからね。
先日の、駅で見掛けた…
雛人形のブログ
あの写真の雛人形の前で待ち合わせでいかがですか？｣
驚いた…
そんなに近くに住んでいたなんて…
もしかして…近所？
雛人形の写真と数枚の駅の写真でわかるなんて…