知っていたよ

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知っていたよ

とうとう、その時がきた… 私は、持ってきた紙袋を出して… 「お誕生日おめでとう♪」と、紙袋を渡した… シンジは嬉しそうに… 「ありがとう♪中見て良いかな?」と、言うと返事を待たずに、開けていた… カワイイな♪ 「クッキーだぁ♪ケーキもある♪あっ、詩集…嬉しい♪ りな、大好き♪」 ちょっと…大好きって… 凄く喜んでる♪ 良かった♪ 「良かった、喜んでくれて…シンジ、詩が好きって言ってたから…私が好きな詩集♪ クッキーは約束だったし…ケーキは誕生日だからね♪」 「ありがとう…凄く嬉しい♪ 僕の事こんなに考えてくれてるのも…手作りのお菓子も最高に嬉しいよ…最高の誕生日だな♪ この詩集大切にする」 良かった… シンジこんなに喜んでくれて… わたしにも最高の誕生日だよ♪ 「りなに謝る事があるんだ…」 「聞いてくれるかな?」 シンジが、急に真顔になった… 何だろ? 実は、既婚者? おそるおそる聞いてみた 「なっ…何かな?」 「先ずは…りな、 お誕生日おめでとう♪」 そう言って、紙袋を渡された… 私は、パニックになった… 「えっ…?」何で?私、言ってないよ?何? 「開けて見て!気に入ってくれるかな?」言われて、中をみた
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