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「いや、もう噂になってるみたいだから耳にしたかとは思うが、清水先生がうちで連載を書いてくれるそうなんだ」 「はい……それは先程聞きました。本当だったんですね」 それと、先程の質問が私には全く繋がらない。 「いや、前々からうちで書いて欲しいと依頼はしていたんだが、中々良い返事がもらえなくてね。それが今朝になっていきなり、お前を担当にするなら書いてもいいと言ってきたんだよ」 はい!? 今なんと!? 「わっ、わーたしを担当!?どうして?」 色々疑問がありすぎて頭で整理がつかず、パニック状態になる。 「それを俺は聞いてるんだ。もし知り合いだったのなら納得するんだが、全く身に覚えないのか?」 「はい……全く……」 あるわけがなかった。もしかして、余りにもファン熱が強すぎて生き霊でも飛ばして夢枕にでも立ってしまったのだろうか。
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