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この現状を重く見た某大国が提唱したのが新世界の保護と調査、探索を目的とした国際機関の設立。

国民から向けられる非難の声に困窮していた首脳達は両手を挙げて賛成した。

しかしこの機関の設立は結果として、某大国の独裁を許してしまう。

後に某大国の犬と呼ばれる新世界保護調査機関"N.S.R"の誕生の瞬間である。