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リムジン車に乗ってから15分程経過し、綾が連れて来られたのは辺りに人一人いない古びた廃工場。
薄暗くなった空とマッチしてかなり不気味な感じになっている。
中に入るとその中央には最新の巨大なファイティングテーブルが用意されていた。
「ここがお前の死に場所だ。さぁ、早く準備するんだな」
言われた通り綾はデッキからファーストヴァンガードを取り出し、ヴァンガードサークルにセットする。
「言っとくが今更謝っても後悔しても遅い。恨むなら馬鹿すぎる自分を恨むんだなぁ!」
「謝らないし後悔もしてないから大丈夫ですよ」
「一々釈に触る奴だなぁ!お前…恵比須グループに歯向かった奴が今までどんな末路を向かったか知ってるか」
「…」
「知る訳ないよなぁ!知ってたらこんなこと出来ないもんなぁ!?いいか?恵比須グループに逆らった奴h「黙れ」…あぁ?」
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