神の心臓

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現在はオグンの右腕として、第9独立部隊に馴染んでいる。 「そうかも知れませんね」 パイロットの“サクヤ・トオミネ”。 階級は少尉。 卓越した操縦技術と冷静沈着な思考を兼ね備えているが、オグンに憧れて第9独立部隊に転属してきた。 「揃っているな?各員5分後にブリーフィングを行うぞ」 第9独立部隊の母艦ソテラシエルの艦長を務める“ザーギン・アーレンス”。 階級は准将。 知勇剛強の狼と恐れられる老兵だが、年齢の関係で第9独立部隊に回された。 だが、その手腕はまだ衰えを知らない。 ―――「了解っ!」――― メンバーの実力は決して低くない。 それどころか相当な過大評価をしても遜色はないのだが…… 流石にテンペストのみでは、これからの戦闘において分が悪い。 艦長ザーギンの一声により、各々はブリーフィングルームに集合した。
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