‡ 第 1 章 ‡

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―――ある夜――― 少年『うぇーん…ひっく……。』 1人の少年がうずくまって泣いていた 少女『どうしたの?』 そこに少女が近づいてきた だが暗くて顔は見えない 少年『ひっく…お父さんとお母さんに会いたい……。』 少女『そうなの…。でもね、あなたはもういかなくちゃ』 少年『いくって…どこに?まだいきたくない』 少女『でも、いかないとお母さん達が幸せになれないわ…。』 少年『……………』 少女『大丈夫。会えなくたってあなた達の心はずっと繋がったままよ…。天国からお母さん達を見守ってあげて』
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