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幽霊『……うん…。僕いくよ!!お姉ちゃん、名前は?』
少女『白石 魅殊 よ……』
幽霊『ありがとう。魅殊お姉ちゃん!!バイバイ』
ニコっと微笑んだ少年はそのまま空に向かって消えていった
元気でね…とひと粒涙を流しながら笑顔で見送る少女の顔が月に照らされとても美しい
この少女が白石 魅殊 シライシ ミコト 妖界学園に転校してくる少女である
魅殊は涙をふき、そのまま家に帰っていった
誰かに見られていたともしらずに…
『へぇ…白石 魅殊ねぇ……』
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