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「お前が好きなんだろ?」
「はっ!?ば、馬鹿か!!」
"そんなわけ、ねーじゃん"と顔を真っ赤にさせ怒る武琉に、俺は意地悪を言ってみる。
「まぁ、由紀は俺のこと好きだろうけどね。」
「お、俺には関係ないし。女なんか好きじゃねー」
今なら"男ならいけるんだ?"ってツッコむけどあの頃の俺達はまだ純粋で、思いつきもしなかったな。
明らかにションボリと落ち込む様子が面白くて、由紀が武琉を好きなことはまだ言わないどこうと心に決めた。
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