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桜が舞う道を俺は一人歩いていた。
なぜ一人?友達二人は?
あぁ、あいつ等は現地集合!!と修哉が言い出したから快く賛成させてもらった。
代替あいつ等といたら
女子が寄ってくるからな、女子は苦手だからあまり関わりたくない。
別に嫉妬しているわけではない!!
そんなことを考えながら桜が舞い散る道を一人歩いていた。
この分なら遅刻はない。
俺はそう確信して、再び歩き始めようとしたとき……
「は……離して……!」
俺の耳に遠くから小さくだが、はっきりと人の声が聞こえた。
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