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俺は声に導かれるようにその声が聞こえた場所に向かった。
辿り着いた先は旧倉庫。その中をふと見ると、
一人の女の子とざっと数えただけで5人の男がいた。
男が……古い髪型をしていたのはふれないでおこう。
俺がそう考えていたら、倉庫の中から男の声が聞こえてきた。
「お嬢ちゃん、可愛いねぇ~俺達と遊びに行こうぜ~」
男はいうと同時に、女の子の方に歩いていった。
完全にナンパだ。
いや、見た瞬間からわかってたけどさ。
「こ……こないでください!!」
女の子は今にも泣きそうな顔をして男に訴えている。
その女の子の表情をみて男はニタリと不適な笑みを浮かべた。
「そんな可愛い顔で訴えられたら、もっと遊びたくなっちゃうなぁ~」
相変わらずのチャラい口調で女の子に言いそして……
女の子の体に触れようとした。
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