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『おつかれー
『お疲れ様です。
スタッフ2人が笑顔で近寄ってきた。
『藤さん、バイトどうでした?
興味津々のスタッフ
『あはは、雑用!イヌと遊んでた
(笑)(笑)
『楽しみですね!』
この子たちは私の生きる道を知ってる信頼できるスタッフ達
過去の経験やこれからのこと沢山話したり
『今夜も行きますかぁ!藤さんのバイト初日記念ってことで!
こうしていつもの居酒屋でみんなと話すのが日課みたいなもので7歳年下の彼とも交流の場でもあったりして…
二店舗でスタッフは私もいれて五人でまわってる。小さいけど私のお城。小さいけど自慢のお城
『生5つぅー!
美和、唯一の女の子スタッフが元気にビールを頼む。
グダグダと飲んでいると
『おかえりー修二!
と店員さん。
そうコレが7歳年下の彼氏
『オレンジジュース
修二はお酒飲まない、ガッチリマッチョでいかにもお酒強そうなのに飲まない。一年前ここで知り合った。弟と同じ年だから弟みたいに可愛がっているうちに、付き合うことになった。
みんな酔っ払い。
『ソロソロ藤さん達けっこんしないんですかぁ??
『結婚かぁ。二度目はないなぁ
その言葉で修二の顔は少し怒ってた。
私はバツイチ7歳も年下。かれにはもっとふさわしい子がいる。
一度目の結婚で子供ができなくて悩んで、不妊症と診断され、どうして私が、っておかしくなりそうになるくらい苦しんだ事は誰も知らない…
子育ては私の夢の一つなことも誰も知らない。
『そうだなぁ!赤ちゃんでもできれば結婚考えるかなぁ!
なんて軽く言ってみたものの、こころが苦しかった…
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