さあ決めようか―――誰が主人公かを――

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「いやいや!俺だろ!」 「あれ?なんでツンツンがいるの?」 「えっ」 「えっ」 「俺も能力者だから…かな」 「なにそれ初耳」 「ちなみに俺は赤哉、な」 前章に登場したこのツンツ―――あ、睨まれた―――赤哉 フルネームは高田 赤哉(たかだ あかや) コードネームは赤いの 随分と昔にここ能力者養成所に住んでおり能力者の1人訳あって今は医者をしていたが何だかんだで帰ってきた 特徴を上げるなら バカ ド低能 ツンツン うるさい と最悪な特徴のオンパレード でも本人は気づかないだけでモテモテ 「ふーん赤哉っていうんだ」 「あれ?言わなかったか?」 おかしいなーと首を傾げる赤哉 「それ聞いたん俺や」 「ああ劉滋、いたんだ」 「うおっ!お前いたのか!」 「………………もうええ」 「冗談だよ。そんなにへそ曲げないでよぉ」 少し焦り気味にスパーダが言うと 「かわいくないわ!」 バンッと机を叩き言う劉滋 「別にかわいいとか思われたくないすぃー」 「めっちゃムカつくわ!!」 アーダコーダアーダコーダ 「ははっ惨めだろ?これでも空気担当じゃなくてうるさい担当なんだぜ?俺………うぅ」
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